東京−小笠原航路で導入が予定されている次世代高速船TSL(テクノスーパーライナー)の就航が危ぶまれている、という記事が8月19日付の日本経済新聞朝刊9面に載っていた。
「次世代高速船として造船業界が開発を進めてきたテクノスーパーライナー(TSL)の就航が大幅に遅れることが確実になった。東京―小笠原航路で今秋に1号船を就航する予定だった小笠原海運(東京・港)が、燃料高による赤字見込み額の拡大を理由に用船を拒否。韓国・中国勢に対抗する期待の星が、使い道のないまま宙に浮く可能性も出てきた。」
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050819AT1D1701H18082005.html
僕は日経のこの記事で初めてこのことを知ったのだが、ニュース検索をかけてみると、もとはと言えば、7月25日付の読売新聞朝刊がこの報道をしていたらしい。
http://show.yomiuri.co.jp/photonews/photo.php?id=7694
(http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050725i101.htmに記載されているはずの記事本文は削除されている。どうやら↓のような記事だったよう。)
「TSL燃料高騰で就航断念」
小笠原航路の世界最高速客船、燃料高騰で就航断念
国策として約115億円を投じて開発・建造された世界最高速の大型客船「テクノスーパーライナー(TSL)」について、国土交通省と東京都は、今年11月に予定していた小笠原航路(東京〜父島)への就航を断念する方針を固めた。
海運会社が原油の高騰で採算の見通しが立たないとして同船の運航に二の足を踏む中、同省と都は赤字が前提の公費助成は不可能と判断した。“夢の高速船”は実動も見ずに廃船となり、財政投融資資金などで賄われた巨額の建造費が無駄になる可能性が強い。
TSLは船体をホーバークラフトのように空気圧で浮かし、大型船では世界最高速の時速約70キロを実現。今年11月、片道約1000キロの小笠原航路に就航する予定だった。しかし今年6月、船を所有する政府系企業とリース契約を結んでいた「小笠原海運」が、昨夏以降の原油高に伴う燃料費の高騰から、年約20億円の赤字が見込まれるとして、契約破棄を通告した。
このため、国交省造船課と都は、計50億円でTSLを買い取り、小笠原海運へのリース料を年約8億5000万円から2億円前後に引き下げることを計画。それでも見込まれる年10億円程度の赤字は、新規の補助金を設けて補てんする見直し案を検討した。
だが、財務省が「助成額が大き過ぎるうえ、抜本的な解決になっていない」としたほか、国交省内にも反対意見が強く、造船課は今月中旬、来年度予算の概算要求に見直し案を盛り込まない方針を都に伝えた。
小笠原海運や同社の親会社の日本郵船は「助成が受けられなければ、裁判になっても契約はしない」としており、同社側による運航中止は決定的となった。
TSLを保有するテクノ・シーウェイズはこの記事に関して、「事実に反する」と反論している。
http://www.tsws.co.jp/What012.html
にも関わらず、日経が8月19日付で後追いをしていることを考えると、TSL就航断念、という読売新聞の記事の信憑性が俄然高まってくる。
そして小笠原海運のHPでは、「2005/08/15 お知らせ」として、「平成17年11月〜平成18年3月の小笠原航路は、おがさわら丸にて運航いたします。ホ−ムページの時刻表は只今準備中です、しばらくお待ちください。尚、お急ぎのお客様は電話にてお問合せください。」と書かれている。
http://www.ogasawarakaiun.co.jp/
僕の記憶が確かならば、当初の予定ではもう既にTSLは就航していたはずで、それが何度か延期になって今秋就航予定になっていた。それが今回さらに、とりあえず来春まで就航予定はなくなり、さらには就航自体も危ぶまれている、となったようだ。
おがさわら丸に乗るのはこれが最後だろう、と、今年1月に小笠原から帰ってくるときに思ったけれど、なんだかあと数回はおがさわら丸に乗る機会があるのかもしれない。
それはそれでうれしい気もするのだけれど、往復で15時間くらい短縮される予定のTSLは、社会人になった今、やはり魅力的であるわけで。
それより何よりTSL就航を待ち望んでいる島民がたくさんいるわけで。
どうなるのだろうか。
2005年08月20日
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Excerpt: すっかり小笠原フリークになっちゃったぼぅです。小笠原関連の記事はライブドアにてご覧くださいますようお願いします。下記より↓BONIN ISLAND 小笠原!さて、一番遠い日本の島とも言うべき小笠原諸島...
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Excerpt: 日本郵船設立 = 1885年9月29日|郵便番号 = 100-0005|本社所在地 = 東京都千代田区丸の内2-3-2|電話番号 = 03-3284-5151|略称 = NYK LINE、郵船|業種 ...
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天気が、、心配だな。。
まあでも尻上がりに良くなるっぽいな。
たのしんできてくれ。