2011年05月31日

母島

もう何度目かわからない小笠原。

行きのおがさわら丸2等船室は、足が伸ばせないほどの混みようで。

八丈に沈む夕日を見たのは初めてのような気がする(いつも寝てばかりだから)。


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さすがにもう、これから一人で小笠原に来るような機会はないだろうからと、今回は母島に足を伸ばす。

母島に来るのは大学以来の2回目で、そういえばそのときも一人旅だった。


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今回はひさしぶりにきちんとダイビングをした。

母島ダイビングのハイライトは「四本岩」。




嫁島「鮪穴」と似たポイントだけれど、今回は「四本岩」のほうが凄かった。

イソマグロトルネードは初めてかもしれない。


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母島は父島に比べてもとても静かな島だ。

人口は450人くらいで、誰とすれ違っても「こんにちは」と挨拶をする。

こんなところで育つ子どもはどんなに幸せなんだろう、と思う。

もちろん都会育ちだからゆえの発想だけれど。


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毎日、午前中に2本潜って、午後は山に登る。

母島最高峰の乳房山にも登頂。


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まるで高山に登ったような景色で、人の声も車の音も全くない。

霧が流れていく姿に圧倒されるだけで、それだけでいい。


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宿泊先はアンナビーチ母島ユースホステル。

ここに泊まるのは初めてだったけれど、本当に素晴らしい宿。

一人旅だからこそ味わえる良さが小笠原にはあると思うのだけれど、その良さを際立たせてくれる場所。

とても素敵な人達と出会えて、毎晩飲んで、いろんな遊びを教えてもらう。


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「母島の見送りは父島みたいに派手じゃないけど、それがなんというかあったかさを感じるんだよね」という常連さんの言葉が全てを表している。

来年のGWも母島にくるのだろう。

それが自然なことだと思う。


posted by zzozzo at 00:43 | Comment(3) | TrackBack(0) | 離島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月24日

1人より2人がいい

子どもを産んで育てること。
それに関わる全てを受け入れることと、まっとうに生きることは、だいたい一緒だ。


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「夢を見ているように感じるときもある、ほんとは全部幻で一人ぼっちなんじゃないかと思うこともある」って彼は言った。

でも、幻にしては、双子の男の子は彼によく似過ぎている。


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彼に比べれば著しくまっとうじゃない人生を、それだからこそ選択できるすべての可能性を、全うしようと思った。


posted by zzozzo at 22:02 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月10日

「国」の実態は「僕」であり「あなた」だ

地震が起きてから1ヵ月が経って、テレビのインタビューに答えるどの被災者の方々も「国が責任を持って支援してほしい」と言っている。
そしてそれに反対する人は誰もいないようにみえる。

だけど国は無尽蔵にお金があるわけではない。
借金は既に主要先進国の中で断トツに多い
だから増税するしかないと思うのだけれど、その機運が高まらないのはなぜだろう。


「国」って言葉は都合良く使われるけれど、その実態は「僕」であり「あなた」だ。


「あなた」が責任を持って今すぐ支援してほしいと言われている。
でも「あなた」は無尽蔵にお金があるわけでもない。
「あなた」は多額の借金もしている。

そんな「あなた」が、「無駄遣いが多いかもしれないから、それを削減するのでちょっと待って」と言うとすれば、それは詭弁だ。
無駄遣いをなくすのはもちろんだけれど、すぐにお金を稼ぐ必要もあるだろう。


みんな少しでも役に立てればと思って、節電したり募金したりしてる。
でもそれが一時的な取り組みでは効果が少ない。

継続的に資金は必要で、そのため配分は国が担うことを期待されている。
だとしたら今すぐに増税すべきだと僕は思うのだけれど。


posted by zzozzo at 00:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月08日

高尾山

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京王線に乗る度にヒロスエが言う。
「遠足に行こう」と。


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小学校の遠足で初めてここに来てから、もう何年が経つだろう。
上級生に手を引かれ、あのときなんで泣いていたんだっけ。


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もう何回ここに来たのだろう。
もう何人とこの山に登ったのだろう。
季節は思い出せなくても、いくつものシーンがフラッシュバックする。


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すべての思い出が輝いている。
いつの日も晴れていたし、今日も青空がどこまでも続いていた。


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森の力を抱きしめる。
自分の内側が晴れていく。


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2011年02月14日

大岳山

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東京で雨が降ると、たぶんここは雪になる。
僕がシャワーで体を流しているころ、ちょっとずつ氷柱が成長してるのかな、なんて。


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大岳山頂から望む遥かなる富士山。
夏にチャレンジしてみるかな、なんて。


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ガイドブックに「初級者向け」と載っていた、御岳山〜大岳山〜鋸山〜奥多摩駅のコース。

初心者だった自分には相当ハードで、前夜のフットサルの影響で思うように上がらない太腿と、誰ともすれ違わない山道が、日没を前にした焦燥感を呼び起こしたけれど、舗装された道に出た瞬間の達成感はひとしおだった。

ちょっとだけ奥多摩の町並みが都会に見えた。
ホリデー快速東京行が僕を待ってた、なんて。


「夢も希望もないんじゃなくて、夢や希望を信じる強さがないだけなんだ」

そうやって思うようにしようよ。


posted by zzozzo at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月06日

染まるよ

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歩き慣れてない夜道を ふらりと歩きたくなって、
蛍光灯に照らされたら ここだけ無理してるみたいだ。


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2011年01月17日

筑波山

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タイトジーンズとスニーカーで、息せき切って上った筑波山頂は、思いがけず素晴らしい景色で。

ここで引くべき気がした筑波山神社のおみくじは大吉で、待人は「おそいが来る」って。

また山に登ろうと思った。


posted by zzozzo at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

八丈

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初めて八丈島を訪れたのは9年前で、23代の引退式だった。
僕は大学1年生で、その年の全ての体験が真新しくて衝撃的で、そんな1年が終わろうとしていたときだった。
そう、僕はサークルにどっぷりと浸かっていて、それゆえ幹部代が交代するこの八丈合宿こそが1年の終わりだった。

それから2年前まで、毎年この時期に八丈島を訪れていた。
でも2年前にふと、もうこの合宿に来ることはないだろうと思った

そうしなければならない理由はどこにもなかった。
でも当時、そうすることはとても自然なことのように思えた。

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年が経つ度に、サークルとの関わり方は当たり前のように変化していた。
どんなにやんちゃなプレーヤーでも年齢を重ねればベテランと呼ばれ、いつの間にかチームの中をまとめる役割になり、そしていつかは引退していくようなものだ。

メンバーの中で一番学年が下で、何をするにも先輩についていったときもあったし、自分が幹事長としてメンバーを統率する立場にいたときもあった。
OBになってからも、OBの出欠を取りまとめるような立場にあったこともあったし、引退式で「OBOGからの言葉」を言うこともあった。

それでも僕の変化はとてもゆっくりだったのかもしれない。
気づけば2年前の時点で、僕より先輩は誰も八丈島に来ていなかった。

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ついこの前まで、今の1・2年生の名前は一人もわからなかったし、3年生だってちょっとあやしかった。
八丈島に行く直前まで職場の飲み会で、帰ってきた次の日は深夜残業が既に確定的だった。
それでも往復船で2年ぶりに八丈島を訪れたのは、年齢は自分より上だけれども学年は2つ下の後輩が「行きましょうよ」と誘ってくれたからだ。

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9年前にここにいたのは僕だけで、
そのときここにいた人はいま誰もここにいなくて、
そのときに9年後ここにくるなんて思いもしなかった人がここにいる。

それなのに、引退式の進行やそこで話される言葉は、9年前とほとんど変わらないように見える。
3年生が座る場所も、2年生が座る場所も、1年生が座る場所も、OB・OGが座る場所も9年前と同じだ。
9年前にできた酒相のポジションは今年で10代目となる。

9年前を思い出す。
まだ思い出せる。

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あの頃とても簡単だったことが、今ではとても難しかったり。
あのときの幸せと、今の幸せが違ったり。

そういうことがいろいろあるんだろうけれど、また行きたいなと思った、みんなで。


posted by zzozzo at 15:11 | Comment(6) | TrackBack(0) | 離島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月20日

直島

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瀬戸内国際芸術祭というものが今月末まで開催されていて、現代アートには全く興味がない(というか現代アートが何たるかさえ知らない)のだけれど、これを機に瀬戸内の離島に訪れるのもいいかななんて思って。

何の下調べもせず軽い気持ちで訪れたら、この不景気のなか想像を絶する物凄い人出で、たぶん地元民は10人くらいしか乗らないであろう定期船(定員300名)のチケットを買うのに2時間前から並ばなくちゃいけなかったり。

どのくらいの人がきているかというと、会期を3週間残して60万人を突破のようで、BOJの試算を軽く超えた経済効果がもたらされていることはおそらく間違いない。


離島という条件不利地域で、現代アートというマイナーなイベントをトリガーに(少なくとも僕は「現代アートが大好きなんです」という人に出会った記憶がない)、下手すると100億円規模のエコシステムを構築できることを実証したのは、とても興味深い。

現代アートって結局何なんだ?という批判は当然のようにあると思うし、「やっぱりベネッセってすごいね」という反応ももちろんあるだろうけれど、個人的には、このエコシステムを作り上げたことこそが現代アートなんだろうと思う。


ただ、この成功をきっかけに、自分がこれまで行ったことのある島々に、このようなエコシステムが次々と導入される可能性があることを考えると、暗い気持ちになる。

もちろん自分が離島の村長だったら検討せざるを得ないだろう。
しかし村長でない今の自分とすれば、ツーリスティック過ぎる、やれやれ、という感じ。
幸せは人それぞれで、その最大公約数を求めるのはとても難しい。


そんなわけで展示物は全くといっていいほど見なかったのだけれど、瀬戸内の島々が持つもともとの雰囲気は素敵で、観光客が1/100だったら、この100倍いいんだろうと思った。


posted by zzozzo at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 離島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月05日

東京湾

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日が暮れそうになったら、海岸まで自転車を飛ばして、防波堤のコンクリートに座ってビールを飲みながら、夕陽が沈むのを眺めて過ごしたい、毎日を。


posted by zzozzo at 22:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする